モズク収穫後の網の行方・・

モズクのお話

こんにちは。

モズク・ラボ編集局です。

 

沖縄は、そろそろ梅雨明けの時期ですね。

今年は雨が少なく、ずーと晴れていましたが・・。

そして、モズクの収穫もそろそろ終盤になってきました。

 

モズクの収穫時期は、3月〜6月頃。

今月でモズクの収穫は終了して、モズクシーズンも終わりを迎えます。

今回は、今までモズクの成長を支えてきた網の行方を紹介いたします。

 

モズクの栽培作業の中で網が登場したのは、10月に行われた種付けのとき。

海から採苗した天然の胞子を、陸上の種付けプールで網に付着させたときでしたね。

 

▼昨年10月、種付けの準備のときに網が登場してましたね!(そのときの記事はこちら。)

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その網は、海に出てから収穫するまで、ずっとモズクと一緒に過ごしてきました。

海の中の様子は、こんな感じ!

 

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それから、モズクの収穫を行なっていきますが、

収穫が終わったモズク畑には、網が残っている状態。

その網も役目を終えて、陸上に帰ってきます。

 

半年以上、海に張っていたので、網には泥や他の海藻など汚れがついてしまっています。

それを、業務用の洗濯機で洗って綺麗にします。

より綺麗にするために、カルキにつける方もいるそうで、やり方は人それぞれ。

 

洗われた網は、5枚1セットで束ねていきます。

 

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よーく見ると、汚れがちゃんと落とされて、真っ白く綺麗になっていました!

 

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洗って綺麗になった網は、来年の養殖に再利用されます。

10月頃から始まる種付けの時に、また出番がやって来るんですね。

 

 

漁協をお散歩中に、久々に種付けプールも覗いてみました。

事務所でお話を聞いている間に、雨が降ってきてしまったので水が溜まっていました。

種付けプールも秋まで出番待ちです。

 

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ちなみに、モズクの収穫真っ只中で、先週台風が来てましたね。

でも、台風は勝連半島とは反対側(西側)を通ったので、大きな影響はなかったとのこと。

モズクに被害が出なくて安心しましたー!

 

 

IMG_6345(トリミング)

 

この日は珍しく、梅雨らしい天気。

梅雨の最後の雨になりそうです。

 

 

では、またの投稿をお楽しみに〜

 

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本場・沖縄県で、オキナワモズクやフコイダンの生産と研究開発に積極的に取り組むサウスプロダクトが、その魅力や特性を科学的にわかりやすくご紹介。
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