10月に入り、沖縄も少しずつですが涼しくなってきています。
さて、今回はモズクの産地である勝連漁協さんにお邪魔してきましたので、
モズクたちの様子をお伝えしようと思います。
モズクは今、天然採苗〜種付けの時期になります。
海の中にある天然のオキナワモズクをビニールに着床させて、
そこから放出される胞子(モズクの種)を養殖用の網につけていく作業です。
天然採苗では、ビニールを結びつけた網を海底に張り、
そこに天然のオキナワモズクの胞子を着けていく作業を行っています。
天然採苗を行う場所は、元々天然モズクが生えていたところなどポイントがあるそうで、
これは海のことを分かっていないとできない事ですね。
ちなみに、このやり方の他に大きいビニールシートを海底に敷く方法もあるみたいで、
産地や漁師さんによってやり方はそれぞれ。
しばらくすると、ビニールについたモズクの胞子からモズクがにょろっと伸びてきます。
モズク以外の海藻がつくこともあるので、伸びてきてから海藻の種類を判断し、
モズクがちゃんと着いたという確認をとって、次の種付け作業に移っていきます。
今年は海水の温度が高くて、なかなかモズクが伸びてこないと漁師さんが言っていました。
なので、種付け用のプールはまだ準備中・・。
海水が入ってるところもありましたが、種付け用のビニールは入っていないですね。
養殖用の網もせっせと準備中でした〜。
天然採苗〜種付けへ移るタイミングは、その時の自然環境によって変わってくるんですね。
早くモズクの種から”にょろっと”、顔を出して欲しいです!^ ^
種付けの作業が始まったらまたお知らせいたしますね〜〜
ではでは、次回をお楽しみに♫