勝連でモズク生産量が多い理由!?

モズクのお話

こんにちは。

10月に入り、沖縄もようやく過ごしやすくなりました。

貴重な沖縄の秋です。

 

8月のモズク生産量の投稿のときに、

勝連漁協がダントツで一番とお話しましたね。

言葉だけだったので、すごさがちょっと伝わりにくかったかなーと思ったのですが、

わかりやすいグラフがあったのでお見せしようと思います(ちょっと古いですが笑)。

 

 

漁協別のモズク生産量 スクリーンショット 2020-10-01 14.36.46

※参照:書籍「オキナワモズクとフコイダンのお話し」

 

 

パッと見ただけで、勝連漁協がどれだけダントツか一目瞭然ですよね!!!!!

勝連漁協のモズク生産量は、なんと全体の約45%もあるんです。

 

でも、沖縄で生産地がいくつもあるのに、

どうして勝連漁協だけこんなに生産量が多いのでしょうか。

 

それは、モズクの生育に適した環境が揃っているからだそうです。

日光とか潮の流れとかとか・・・

よく言われているのが、 「モズクはきれいな海でないと育たない」という言葉があります。

モズクが育つということは海がきれいだ、ということなんですねー。

 

ちなみに、日光が必要なのはモズクは藻類という植物の仲間なので、

光合成をするために太陽の光が必要です。

不作と言われた年は、日光不足が原因だったという話もあります。

 

また、台風とかで潮の流れが強すぎると、

海で成長しているモズクがちぎれてしまうんですって。

 

あとは、、

勝連の海域はモズクの栽培に適したイノーというサンゴ礁に囲まれた

浅くて穏やかな海が広がっていて、栽培面積がとても広いため。

モズクの生息地域は、奄美大島〜八重山諸島ですが、勝連はその中間に位置していて、

栽培可能期間が長いから。

といった理由もあるんですって!

 

この絶妙な自然のバランスが揃っている場所だから。

ということなんですね〜。

モズクも自然の恵み。ありがたくいただきたいですね。

 

 

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こちらの写真は、以前にモズク漁師さんの船に乗せていただいた時に撮ったものです。

透き通っていてきれいですね〜♪

 

では今日はこの辺で〜(´ー`)

 

イメージテキスト

本場・沖縄県で、オキナワモズクやフコイダンの生産と研究開発に積極的に取り組むサウスプロダクトが、その魅力や特性を科学的にわかりやすくご紹介。
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