台風後でもモズクは順調!?

モズクのお話

こんにちは。

モズク・ラボ編集局です。

 

もうすぐ12月に入りますが、沖縄はまだ暖かいです。

台風が過ぎてから涼しくなりましたが、冬はだいぶ先になりそうです。

 

さて、今年上陸した台風でモズクの栽培作業に影響がありましたが、

その後の様子をお聞きしてきました。

 

来年収穫するモズクは、最初に海にビニールを沈めて

モズクの種をつけていく「天然採苗」を行なっていますが、

台風でせっかく付いたモズクが砂で削られてしまったそうです。

 

でも、台風が去った後にまた採苗を行なって、なんとか持ち直したとのこと。

種付けプールは、種付け中の網でいっぱい。

一時期は「モズクの種がない!」という声を聞いていたので、一安心です。

 

 

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でも、モズクの生育期間を考えると採苗が遅れたので、収穫も遅れる可能性も考えられます。

今は種付けした網を海に下ろしている時期で、

1ヶ月くらい経たないと今年のモズクは生育が良いのかどうか、わからないとのこと。

前回は3月に収穫開始でしたが、来年はどうなってくるかソワソワです。

 

浜比嘉の方では、本張りを行なっているので、

海中道路の橋の上からモズク畑が見えるはずよ〜と漁師さんが言ってました。

天気がいい日が見えやすいと思うので、近くを通った時に観察してみてはいかがでしょうか!

 

 

ちなみに、10月に海に下ろしたICTブイ。

津堅島沖に設置したものは不具合で陸に上げているそうですが、

他の場所は無事にデータを拾えているそうですよ!

 

データを確認できるアプリを見せていただきました。

本部町と勝連浜比嘉では、海水温が1℃違っていますね。

(*下の「勝連 津堅」は陸上げ中なので無視してください。)

 

 

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場所によって水温が変わるとは考えたことありませんでした。

水温データとモズクの収穫量がどう関わってくるか、

これも次の収穫時期の楽しみの1つですね。

 

 

 

モズク生産は常に自然との戦い。

毎年同じようにいかないところが大変であり、面白いところですね。

モズクの奥は深いことをしみじみ感じました・・。

 

 

ではでは次回の投稿をお楽しみに〜

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本場・沖縄県で、オキナワモズクやフコイダンの生産と研究開発に積極的に取り組むサウスプロダクトが、その魅力や特性を科学的にわかりやすくご紹介。
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