台風でモズクの種がピンチ!?

モズクのお話

こんにちは。

モズク・ラボ編集局です。

 

9月末から10月にかけて、台風24号、25号が接近して沖縄は大変な被害でしたね。

私の自宅も3日間停電が続き、改めて電気のありがたみを感じました。

 

今まさに、来年用のモズクの準備を始めたばかりですが、

台風の影響は大きかったようです。

 

モズクの種(胞子)を海からとる天然採苗を主に行っていますが、

台風でモズクが切れてしまい、種が十分にない状態になっているとのこと。

 

でも、種付けで使用する種は、人工で培養している種を使う場合もあります。

種を販売している担当者は、特に今年は台風の影響で「モズクの種がない!」と

例年より注文が多く入り、生産が間に合っていないと話していました。

 

こんな感じで、漁師さんのためにせっせと培養中です。

 

 

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台風24号が接近する直前に種付けプールに入れていたものもありましたが、

停電が4日間続いたため、空気を送り込む装置が止まったり、

雨でプール内の海水が薄くなったりしてしまいました。

 

少量の雨だと雨水のみプールから溢れる仕組みになっていて、通常では問題ないのですが、

今回の台風では間に合わないくらい雨が降ったため、

プールの海水も交換しないといけなくなってしまいました。

 

台風が過ぎた後、種付けプールでは空気ポンプも動いており、

無事、種付けが再開されていました。

台風には本当に苦労させられますね・・・。

 

 

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台風の影響で、来年のモズクの生産量が心配になります。

なんとか、生産量が大幅に下がることがないように祈るばかりです。

 

しかし、台風26号が発生してしまいました!!

今後の進路はまだわからないですが、心配です。もう来ませんように。。

 

 

では、またの投稿をお楽しみ〜〜

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本場・沖縄県で、オキナワモズクやフコイダンの生産と研究開発に積極的に取り組むサウスプロダクトが、その魅力や特性を科学的にわかりやすくご紹介。
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