モズク産地の風物詩 〜ハーリー大会〜

モズクのお話

こんにちは。

モズク・ラボ編集局です。

 

そろそろ夏休みの時期ですね。

沖縄も本格的に暑くなり30℃を超える日が続いています。

そして、またまた週末に台風が来ますねー

 

さて、夏が始まるこの時期に、沖縄の各地では毎年恒例でハーリー大会が行われています。

ハーリーは、海の安全や豊漁を願って行われるお祭りで、

モズクの産地でも恒例行事となっています。

 

沖縄一のモズク産地であるうるま市では、

平敷屋地区、比嘉地区、浜地区など、9地区で開催されています。

今年は台風の影響で延期になった大会もありましたが、

運よく予定通りの日程で行われた、

平敷屋地区のハーリー大会を覗いて来ましたので、紹介しようと思います。

 

朝から太陽が出ていて、とても良い天気でしたー。

照り返しが眩しい!!

 

 

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受付でもらったパンフレットには「第30回 平敷屋ハーリー大会」と書かれていました。

今回で30回目、歴史を感じますね〜。

 

 

 

競技は午前9時半から始まりました。

参加チームは、学生の部、レディースの部、同期チーム、職域Aチーム、職域Bチームと

それぞれの部門ごとにエントリーしていて、全部で 93チーム。

 

 

この中で一番早いのは、職域Aチーム。

船や櫂(かい)を借りてレースをする職域Bチームと違い、

自前で船を持っているとのこと、本気度が全然違いますね!

だからレース速いんだとか。

そのレースに注目ですね。

 

 

午前中は、各部門ごとに予選を行なって、

勝ち上がったチームが準決勝、決勝へと進んでいきます。

 

 

途中、フェリーの運航のためレースの一時中断がありました。

ハーリーのレースコースは、フェリーの通り道になっているそうで、

数時間に1回、フェリー待ちの時間がありました。

 

 

天気もいいので気持ちよさそう〜。

 

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予選が終わったお昼過ぎ、いよいよ準決勝のレースですが

その前に、 「全頭てんぷく選手権」が行われました。

ハーリーのレースの途中、決められた場所で転覆して全員海に落ちて、

また船に乗り直してレースを続ける、というもの。

漕ぐだけでも大変なのに、一度海に落ちるなんて、すごい体力を使いますねー。

 

一旦、海に落ちて・・

 

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急いで船に乗り直して、また漕ぎ始めます。

初めて見ましたが、てんぷく〜乗り直しまでが凄いスムーズ!

 

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てんぷくハーリーの後は、いよいよ準決勝。

 

今年からビデオ判定を始めたそうなんですが、

なんとなんと、職域Aチームの準決勝で、ビデオ判定でも判定できない事がおきました。

上位2チームが同時にゴール!

結局、この2チームだけ再レースとなりました。

 

 

さて、気になる職域Aチーム決勝ですが、

タイム 3分7秒60 で「はまゆう」チームが優勝しました。

 

天気は良かったのですが、午後から風が強くなって来て、波も高くなって来ました。

テントが飛んでいきそうなくらいの強い風で、

見物していただけの私も髪がボサボサになってしまいました(笑)。

そんな中での優勝はほんとに凄いです!!

 

 

最終結果がこちら!

職域Aチームは決勝のみコースが長くなるので、タイムも少し長くなっています。

タイムは2分前後(Aチーム決勝は3分前後)になっていますね。

レディースも2分を切りそうなタイムで、他のチームとそんなに大差ないです!

 

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夕方18時頃、

レースのやり直しもあって、時間が押してしまいましたが、無事全レースが終了。

今年も大盛り上がりのハーリー大会、

運営の方々、レースをされた方々、お疲れさまでした。

 

 

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今年も安全にモズクがいっぱい採れますように!

 

ではでは、またの投稿をお楽しみにー。

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本場・沖縄県で、オキナワモズクやフコイダンの生産と研究開発に積極的に取り組むサウスプロダクトが、その魅力や特性を科学的にわかりやすくご紹介。
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