第14回もずくの日

モズクのお話

はいさい!皆様!!

ちゃ~がんじゅ~ですか(お元気ですか)?

「もずく」、食べてますか?

 

 

ゴールデンウィークを前に、沖縄のビーチはあちらこちらで海開き。

勝連半島の伊計ビーチも4月10日に海開きとなり、

今年も海のシーズンがやってきました!

イエイ!

 

・・・とはいえ、お天気のすぐれない日が多い今年の沖縄の4月。

冬が終わって大地が潤う「潤い初め」という言葉がもとになった

「うりずん」と呼ばれるとても心地よい時期が沖縄にはあるのですが、

今年はどうやらその時期がとても短いようす。

そして、すでにもう梅雨前のようなジメジメ感があります。

一部ではこのまま梅雨に突入!?という話もありますが、

果たして・・・。

 

 

そんな今日この頃ですが、

本年も4月17日(日)に

恒例の「もずくの日」イベントが行われました。

今日は、その様子をお届けしましょう!

 

 

そもそも、この「もずくの日」を制定したのは勝連漁協。

平成15年のことでした。

もずくの収穫期でもあることから広くもずくを知ってもらおうと

【毎年4月の第3日曜日はもずくの日】と決め、

なんと今年で14回目を迎えます!!

 

毎年楽しみにしているお客さんもどんどん増えて大賑わい!

中には「この日を狙ってきた」という観光客たちの姿もありました。

開催場所はうるま市勝連平敷屋漁港。

オープニング間際になるとたくさんの車が乗り付け、

港周辺広場も埋め尽くされるほどになってきます。

 

 

そして、10時。オープニングセレモニーが開始されました。

 

 

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主催 勝連漁業協同組合、沖縄県もずく養殖業振興協議会

後援 沖縄県農林水産部・うるま市役所

 

生産者代表の新屋光秀さんが「もずくの日」宣言をしたあと、

各人によるあいさつが行われました。

その間にも、続々と人が集まり

いつもは海人ばかりの漁港が老若男女で大賑わいになってきました。

 

 

関係者の方々のごあいさつのあとは「もずくのテープカット」!

もずくのテープカットってどうするのか!?

まさか、あのヌルヌルのもずくをテープのように繋いだのか!?

と一瞬「生もずくテープ」の様子が頭をよぎったのですが、

実際はもずくがパッキングされた袋でテープカット。

 

 

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なるほど!これはいいアイデアです。

来場者誰でもテープカットに参加できて、

カットしたあと手元に残ったもずくのパッケージはお土産に!!!

みるみるうちにたくさんの人がつながり、

長―いテープカットとなりました。

これにて「もずくの日」イベント、スタートです!!

 

 

 

 

さて、気になるイベントプログラムですが、張り紙を見つけました。

こんな感じです。

 

 

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プログラムをよく見てみると、

時間の指定されたものが二つ。

  • モズク漁場見学
  • モズクのつかみ取り

 

これらだけは先にチェックしないといけません。

 

・・・と思いつつ時計を見ると、10時30分!!!

 

 

モズクの漁場見学も、つかみ取りも受付が開始されている!!!

 

慌てながらもまずは、漁場見学の予約を入れに移動。

 

 

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すでに、10時30分の初回は満席!!

すごい人気です。

 

次回の11時30分をすかさず予約。

そのあとは、13時~と14時~の合計4回とのことなので、

見学に行きたい人は先に予約してから会場を回ることをおすすめします。

 

 

無事、予約できた!!

と、横を見るとそこにはまた長蛇の列!

 

 

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どうも心理的に人は列を見るとワクワクドキドキ気になるみたいで

足早に駆けつけてみると

「もずくのつかみ取り受付」!!

 

 

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もちろん、並びました。

そして、1回100円で受付を済ませて

いざ、つかみ取り!!!!

 

 

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ビニール袋の上を結ぶ人は誰ひとりいません。

溢れんばかり・・・というより溢れるほどに・・・。

つかみ取りですから、みなさん必死です。

なにせ、ヌルヌルヌルヌル。

この手づかみ感は、何とも言えません。

 

 

そうこうしている間に、舞台のスタートです!

まずは「かなさ保育園」の園児による演技から。

 

 

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そして、風わらびによる「太鼓」の演舞。

 

 

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舞台の方はこのあと、

・航空自衛隊 南西航空音楽隊による演奏

・もずくクイズ

と分刻みで演目が目白押しです。

 

みなさん、会場内で売っている

もずく天ぷらやもずく餃子、もずくそばなど

もずくづくしの料理片手に舞台を楽しんでいました。

 

 

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さぁ、いよいよ「モズク漁場見学」の予約時間になりました。

ライフジャケットをつけて、いざ船へ!

漁場へは海人さんたちがいつも使っている漁船で向かいます。

 

 

 

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今日は波も穏やか。

水深約6mほどのモズク畑のところに案内してもらい、

船の上から海の中を覗きます。

 

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海底にストライプのように見えるのがモズク。

どのように育ててどのように収穫するのか海人さんから話を聞きます。

モズクの漁場まで見に行くなんて滅多にできる経験ではないのでとても貴重な体験!

漁場見学はおすすめです。

 

 

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そして、海から戻ってみると舞台の方では

毎年盛り上がる「もずく早食い大会」が!

 

 

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ルールは簡単。

時間制限の中、このツルツル滑る塗箸でいかに早くもずくを食べるか!というもの。

早食い競争用特製の台にアゴを乗せ、

用意の合図とともに競います。

 

 

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男子の部、女子の部、子供の部とつづき、

最後はハチャメチャな支部対抗。

・・・・と、どこかで見た人が変装して登場しました。

誰だかわかりますか!?

 

 

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舞台も後半は、歌あり、ダンスあり、「きむたかのあまわり」もあり、と

17時近くまで賑わいました。

 

 

テナントではもずく商品の数々が並び、

出張郵便局からはもずくの発送手配もその場でできるとあってこちらも人気。

まさにもずくづくしの「もずくの日」イベント。

 

 

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そうそう、もずくのゆるキャラ、

もずくがにゅるにゅるしているところから「にゅる」と

「もずくマン」!

それに、うるま市のゆるキャラ「うるうらら」も駆けつけて応援してくれました。

「にゅる」は顔に「に」の文字が貼り付けてあるのはわかるかな?

 

 

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雨が心配された中の開催でしたが、

途中、晴れ間も出るほどに回復。

 

今年、遊びに来れなかった人はぜひ来年!お越し下さい。

 

 

4月の第3日曜日が「もずくの日」です。

 

 

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では、「もずくにまつわるお話」、次回もお楽しみに!

 

(次回掲載は、 5月 6日(金)の予定です)

 

伊藤 麻由子

イメージテキスト

本場・沖縄県で、オキナワモズクやフコイダンの生産と研究開発に積極的に取り組むサウスプロダクトが、その魅力や特性を科学的にわかりやすくご紹介。
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