いつもモズク・ラボをご覧いただいている皆様へ
新年、明けましておめでとうございます。
昨年度に引き続き、今年もオキナワモズクやフコイダンについての情報を発信していきたいと思っております。
弊社は、オキナワモズクとフコイダンを一般の方々にも知っていただきたい!
ということでこの「モズク・ラボ」のサイトをこれからも運営していまいります。
さて今回は、初めてお出かけセミナーを開催いたしましたので報告します。
第1回モズク・ラボ市民セミナー「最新のフコイダンの機能性」を
平成28年11月27日(日)に、
沖縄コンベンションセンター会議棟B(沖縄県宜野湾市)で開催しました。
オキナワモズクは南西諸島固有種であり、
その栽培技術は沖縄県水産試験場によって開発された沖縄のオリジナルな技術です。
1970年代からその栽培技術開発に関わった当真武(農学博士)先生をお招きして
栽培の歴史や生き物としてのオキナワモズクの特徴を説明していただきました。
オキナワモズクと糸モズクの違い、皆様わかりますか?
その他にも、支柱から外れて海底にくっついた網の芽出しが多いことから
中間育苗の技術を発見したエピソードなども紹介していただきました。
オキナワモズクのフコイダンには、
抗腫瘍効果、抗血液凝固活性、コレステロール低下作用、ヘリコバクター・ピロリ菌定着阻害作用、
機能性胃腸症改善効果、HTLV-1プロウィルス量減少、抗C型肝炎ウイルス作用など
たくさんの機能性が報告されています。
その機能性について、
15年に渉りフコイダンの機能性研究を行ってきました長嶺竹明(医学博士)先生から、
科学的な根拠を中心にわかりやすくご紹介いただきました。
フコイダンは小腸からヒトに吸収されることが明らかになっていますが、
モズクをたくさん食べている沖縄のヒトの吸収率が高いことや
食べ続けていると吸収率が上がることが紹介されました。
今回は、想定していた人数よりも多くの方にご参加いただき
また様々なご意見やご質問をいただくことができました。
「今後も是非フコイダンについてお話する機会を設けてほしい」との
ご要望もありましたので、
第2回目のモズクラボ・市民セミナーを
2017年4月ごろ(モズクの収穫時期!)近くに開催できればと考えております。
また、詳細が決まりましたら、モズク・ラボにてお知らせしてまいります。