この度、第1回モズク・ラボ市民セミナーを平成28年11月27日(日)に、
沖縄県宜野湾市にあります沖縄コンベンションセンター(会議棟B)で
開催させていただくことになりました。
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【日時】平成28年11月27日(日)
14:00会場
14:30〜16:30(休憩を含む)
【参加料】無料
【会場】沖縄コンベンションセンター 会議棟B
【内容】14:35〜 オキナワモズクの栽培技術の開発
(元沖縄県海洋深層水研究所長 農学博士 当真 武)
15:35〜 オキナワモズク由来のフコイダンの可能性について
(群馬大学名誉教授 医学博士 長嶺 竹明)
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【内容詳細について】
セミナーは2部構成となっております。
第1部は、オキナワモズクの基礎について。
オキナワモズク(Cladosiphon okamuranus)は
鹿児島県奄美大島を北限、沖縄県の八重山諸島を南限とする南西諸島固有種の食用海藻です。
オキナワモズクは1970年代に沖縄県水産試験場によって栽培技術が開発され、
その後、沖縄県内の各漁協に普及し、現在では年間生産量約2万トン、
全国生産量の9割以上を占める沖縄県の主力水産物となっています。
株式会社サウスプロダクトは、オキナワモズクを原料に
機能性多糖であるフコイダンを世界で初めて工業的に製造する技術開発によって設立した会社です。
創業から14年、オキナワモズクの産業に関わって参りました。
オキナワモズクは南西諸島固有種であり、
その栽培技術は沖縄県を起源とするものです。
その栽培技術開発に関わった当真武(農学博士)先生をお招きして
栽培の歴史や生き物としてのオキナワモズクの特徴を振り返ってみたいと思います。
第2部は、フコイダンの機能性について。
オキナワモズクのフコイダンには、抗腫瘍効果、抗血液凝固活性、
コレステロール低下作用、ヘリコバクター・ピロリ菌定着阻害作用、
機能性胃腸症改善効果、HTLV-1プロウィルス量減少、抗C型肝炎ウイルス作用など
たくさんの機能性が報告されています。
その機能性について、15年に渉りフコイダンの機能性研究を行ってきました
長嶺竹明(医学博士)先生から、科学的な根拠を中心にわかりやすくご紹介いたします。
本セミナーをとおして、市民の皆様にオキナワモズクのすばらしさを知っていただき、
オキナワモズク産業の発展に寄与することを祈念いたしております。
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皆様のご参加をお待ちしております。
当日、駐車場を確保しておりますが台数に限りがございますので
乗り合わせや公共交通機関をご利用いただくようお願い申し上げます。
また、万が一駐車場が満車になった場合、
コンベンションセンター隣のマリンパーク等の駐車場(有料:300円)の
ご利用をお願いすることがございます。
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
本件に関するお問い合わせは、
098ー833ー6620(高江洲)までご連絡ください。