先日、台湾にて開催された
「アジア太平洋消化器病ウィーク」へ参加してきました。
現在サウスプロダクトでは、
オキナワモズクフコイダンを機能性胃腸症の患者さんに投与するヒト試験を
東邦大学医学部大森医療センターの瓜田先生の研究チームと実施中です。
その途中経過をチームの若手ドクター渡邉先生と貴島先生が
12月4日に台北市で開催された「アジア太平洋消化器病ウィーク」で報告しました。
渡邉先生は
「Dose Fucoidan have a clinical benefit in refractrory fanctional dyspepsia」で、
F-scaleを評価基準にしたフコイダン投与による効果で
8例のほとんどが改善傾向にあることを発表しました。
貴島先生は
「Efficacy of Fucoidan for refractory functional dyspepsia treated with Rabeprezole and Acotiamide. Case report」で報告しました。
貴島先生の症例は、
3年間ラベプラゾールやアコチアミドを投与しても顕著な改善が見られなかった患者が
フコイダンの投与後(ラベプラゾール併用)改善傾向を示しました。
先生からはフコイダンは薬ではないので、
日常的に食することで機能性胃腸症の予防になりそうとのコメントをいただきました。
フコイダンの機能性胃腸症に対する効果のメカニズムとして、
排出促進効果が示唆されました。