Product nameシークワサーセラミド
製品紹介
平成19年度沖縄イノベーション創出研究開発事業において、シークワサーにセラミド配糖体(スフィンゴ糖脂質)が含まれていることを初めて明らかにしました。セラミド配糖体は表皮の水分保持能力を向上させ、さらに乾燥を防ぐバリアとして働くことが明らかになっています。
シークワサー果皮を原料に抽出・精製を行い、化粧品の原料として製品化しました。高速液体クロマトグラフ質量分析装置(LC-MS)を用いてセラミド配糖体の定量分析法を開発し、その含有量を保証しています。
外原規チンピエキスに準じた確認試験を行っており、皮膚1次刺激性試験、復帰突然変異試験(Ames試験)、2週間連続皮膚刺激性試験、皮膚感作性試験をクリアしています。
主な成分について
セラミド(ceramide)
セラミドはスフィンゴシンと脂肪酸がアミド結合した化合物で、細胞膜に多く存在します。保湿作用があり、表皮の角質層にもともと存在する「うるおい成分」でもあります。シークワサーのセラミドはグルコースが結合した配糖体(スフィンゴ糖脂質)として多く存在します。
-
- 保湿効果
原材料について
シークワサー(Citrus depressa Hayata)
シークワサーは沖縄に自生する小果の柑橘類です。その生産地は沖縄本島北部、特に長寿の村で知られる大宜味村で多く栽培されています。未熟の果実には特有の香りがあり、その果汁はこれまで、飲料や調味料として利用されてきました。
シークワサーセラミドはシークワサーの搾汁工場で排出される果皮を原料に製造しています。
用途
-
- 化粧品