Product nameフコキサンチンオイル
製品紹介
盤状体はオキナワモズクの生活史の一部で、微生物のように増殖を繰り返します。盤状体にはフコキサンチンが多く含まれることから、これを培養してフコキサンチンの生産技術を開発しました。
オキナワモズク盤状体から抽出、精製を行い、独自の安定化加工を施した暗赤色のオイル状の液体です。フコキサンチンを1.0%以上含有します。安定化剤(酸化防止剤)としてトコトリエノール(1%)を添加しています。
主な成分について
フコキサンチン(Fucoxanthin)
フコキサンチンはカロテノイドの一種で、褐藻類の光合成に必要な色素として自然界に広く存在し、「地球上でもっとも多いカロテノイド」といわれています。抗酸化活性などの様々な生理活性を有していますが熱や光に弱い性質があります。
最近、フコキサンチンの機能性研究が進み、抗肥満・抗糖尿病作用、腫瘍細胞に対する増殖抑制作用、血管新生抑制作用、抗炎症作用などが報告されています。
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- 抗酸化作用
- 抗糖尿病作用
- 抗腫瘍作用
- 抗肥満作用
原材料について
オキナワモズク盤状体(Cladosiphon okamuranus TOKIDA)
藻類は様々な機能性成分の生産に活用されています。アスタキサンチン、クロロフィルなどの生産を目的に微細藻類であるヘマトコッカス、クロレラやユーグレナ、スピルリナなどが工業規模で培養され、事業化されています。
私たちはモズクなどの大型藻類の生活史に、微生物のように増殖するステージがあることに注目し、これをフコキサンチンなどのカロテノイドの機能性成分の生産に応用しました。栄養塩濃度や光条件の最適化によってフコキサンチン生産性を高め、スケールアップが可能な培養システムを開発しました。
用途
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- 健康食品