Product nameオキナワモズクフコイダン
製品紹介
フコイダンはオキナワモズクに含まれる水溶性の機能性多糖体です。サウスプロダクトは世界で初めてオキナワモズクからフコイダンの工業的生産技術を開発しました。オキナワモズクはアルギン酸などの他の多糖が含まれていないため、高純度のフコイダン製造が可能です(純度85%以上)。
オキナワモズクから熱水で抽出、精製、粉末化しました。機能膜を駆使して高度に精製し、塩や重金属、糖などの低分子成分を除去してあります。HPLCなど各種クロマトグラフィを用いて品質管理を行なっています。
主な成分について
フコイダン(Fucoidan)
フコイダンは昆布やワカメなどの褐藻類に特有の多糖体で、硫酸化されたフコースを構成糖にもちます。「フコイダン」は総称なので原料となる海藻によって化学構造や機能性が大きく異なります。オキナワモズクのフコイダンはα1,3結合したフコースを主鎖としたシンプルな構造で、硫酸基とウロン酸が結合しています。
フコイダンは抗酸化作用、免疫賦活作用、抗ウィルス作用、整腸作用、抗炎症作用、抗腫瘍作用、コレステロール低下作用、保湿作用など多くの機能性が報告されています。抗潰瘍作用とピロリ菌定着阻害作用はオキナワモズクフコイダンにのみ有する機能性です。また、最新の研究では高分子の状態で小腸から吸収されることが報告されています。
原材料について
オキナワモズク(Cladosiphon okamuranus TOKIDA)
オキナワモズクはナガマツモ科に属する褐藻類で、南西諸島の特産種です。サンゴ礁に囲まれた静穏で外海水の疎通がよく、透明度が高い海域で生育し、3月~6月に収穫されます。
オキナワモズクは1970年代に栽培技術が確立され、種苗の保存技術の普及によって生産量が拡大し、現在では年間約2万トンに達し、全国生産量の9割以上を占める沖縄県の主力水産物です。オキナワモズクは、他の海藻(コンブやワカメなど)より多く含まれている事がわかっています。
うるま市は世界最大のモズクの生産地でサウスプロダクトは開発段階から生産者と密接に関わってきました。
用途
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- 健康食品
- 飲料、化粧品