今年のモズクの収穫見込みは・・?

モズクのお話

こんにちは。

モズク・ラボ編集局です。

 

いよいよモズクの季節、春がやって来ましたね。

沖縄もポカポカと気持ちのいい気候になり、

5月に梅雨が来るまでは過ごしやすい季節になりました。

沖縄はすぐに夏が来てしまいますからね!

 

モズクの季節といえば・・

3月2日にモズクの収穫開始宣言が、生産量No.1の勝連漁協さんにて行われました。

太陽も出ていて、良い収穫日和でした!!

この日は6tのモズクが収穫されました。

 

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県内のテレビ・新聞でも紹介されていましたね。

皆さんの耳にもモズクの言葉が届いていますか〜。

 

 

さて、今日は勝連漁協の上原組合長と職員の宮城さんに

今年のモズクの収穫状況についてお話をお聞きいたしましたので、紹介させていただきます。

 

 

Q今年のモズクの収穫見込みは?

 

勝連地域の去年の収穫量は8,000tでした。

今年も8,000tはいくはず、と見ています。

目標としては、あと1,000t上乗せして9,000tはいきたいですね。

 

モズクの収穫時期は、3月〜5月頃。

収穫が始まってからまだ1ヶ月目なので、実際のところは4月以降の天候次第かな。

収穫量は天候に大きく左右されてしまいますが、豊作を期待したいですね。

 

この時期に一番怖いのが、冬の低気圧。

沖縄の方言で「ニンガチカジマヤー」と呼ばれるもの。

“ニンガチ”は2月を意味しますが、これは旧暦の2月。

今年は3/17〜4/14が旧暦で2月に当たる時期。

このニンガチカジマヤーは台風のように風が強く海が荒れるため、せっかく成長したモズクが切れてしまう。

去年は来ていないが、今年はどうなるか・・。

 

 

Q勝連漁協はモズクの産地として有名なところ。取材依頼が殺到してましたね。

 

今年は、2件立て続けに取材があり、全国テレビで放送されました。

やっぱり全国放送されると反響がすごかったですね、放送後すぐに問い合わせが来ましたよ。

収穫が始まる今の時期は、毎年問い合わせが増えるのですが、

テレビの影響もあり今年はいつもより多いですね。

 

番組の中で、収穫の早い時期に採れる「早摘みもずく」が紹介されていましたが、

その早摘みもずくを求めて買いに来るお客様もいらっしゃいました。

 

 

Q勝連漁協としての今後の目標は?

 

沖縄県内全体のモズク収穫量は18,000t程で、20,000tに増やすことが目標とされています。

20,000tの目標達成に、勝連漁協として貢献したいですね。

そのためにも、今年の収穫量に期待したいです。

 

また、モズクの品質をより徹底するため新しい工場建設を計画中です。

将来は、モズクに付加価値をつけて商品開発を行って、全国に発信したいと考えています。

そして、全国で売れて得た儲けは、生産者に還元する仕組みを作っていきたいですね。

 

 

 

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お話をさせていただきました、上原組合長と宮城さん、ありがとうございました〜。

 

今年も8,000tの収穫は期待できるとのことで嬉しい気持ちもありますが、

まだまだ油断はできないですね。

夏の台風は海をかき混ぜてモズクにとって良い環境を作りますが、

冬の低気圧はモズクにとっては大敵なんですね・・。

 

ひとまず、ニンガチカジマヤーが来ないことを祈るのみ!

 

収穫時期が終了した時の結果発表がドキドキです。

 

 

 

 

ではでは、次回の投稿をお楽しみに♪

 

 

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本場・沖縄県で、オキナワモズクやフコイダンの生産と研究開発に積極的に取り組むサウスプロダクトが、その魅力や特性を科学的にわかりやすくご紹介。
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