日本栄養・食糧学会で研究成果を発表しました②

フコイダンのお話

こんにちは。

前回の続き、日本栄養・食糧学会で発表した研究『②ヒトに対するフコイダン長期および過剰摂取による安全性』について紹介していきます。

 

 

これはどんな研究かというと・・・

オキナワモズク由来フコイダンの安全性を調べるために、

長い間摂取した場合と、たくさん摂取した場合とで健康に異常が出るのかを調べました。

 

前回お話しした便秘傾向者の便秘が改善した時の試験は、「1日1回、フコイダン500mgを2週間摂取」で実施しましたので、これを基準にします。

*『①便秘傾向者のオキナワモズクフコイダン摂取における便秘改善効果について』は
こちらをどうぞ。

 

 

長期摂取はフコイダン500mgを12週間、過剰摂取はフコイダン2,000mgを4週間でそれぞれ試験を行いました。

 

 

安全性イラスト

 

その結果は、特に異常は見られず安全性に問題はないことが確認できました。

 

ちなみに、安全かどうかの確認には次の項目を測定しています。

血圧、脈拍数、血液学検査(白血球数、赤血球数、ヘモグロビンなど)、生化学検査(総タンパク、総コレステロール、中性脂肪など)、尿検査(尿pH、尿タンパク、尿糖など)・・・といった合計30項目以上(細かい!)。

 

 

モズクの産地では毎日のようにオキナワモズクが食べられていますが、

安全性が高い食品であることが改めて科学的に証明されると安心ですね。

 

残りの研究については次回お話しいたします。

では、次回の投稿をお楽しみに〜♪

 

イメージテキスト

本場・沖縄県で、オキナワモズクやフコイダンの生産と研究開発に積極的に取り組むサウスプロダクトが、その魅力や特性を科学的にわかりやすくご紹介。
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