オキナワモズクフコイダンの効能について

フコイダンのお話

はいさい!皆様。ちゃ~がんじゅ~ですか?
夏バテしていませんか?

この時期、食欲が落ちても、さっぱり頂けるのが“モズクの酢の物”!
冷やしたカップのモズク酢に、キュウリ・おろしショウガをのせて、
チュルっといくのがたまりませんよね~。

 

「オキナワモズク」は栄養豊富!
そして、「オキナワモズクフコイダン」には健康に有用な作用があることを
モズク・ラボをご覧の方はもうご存知ですよね。
と、いうことで!今回は、その根拠と効能を最新の研究からご報告いたします。
知れば知るほど「オキナワモズク」を食べたくなること間違いナシですよ。

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〔ヒト実験による研究結果〕

前回、“フコイダンには選ぶポイントがある”とお話し致しました(前回のお話はこちら

以下は、オキナワモズクフコイダンを用いた「ヒト実験」により明らかになった効能・作用です。
オキナワモズクフコイダンを摂取する安心・安全面は、実験データによって認められています。

 

①免疫力アップ効果 ~細胞性免疫系の活性化~

フコイダンには、「免疫力アップ効果」があると言われていますが、
その根拠はオキナワモズクフコイダンを用いた研究で明らかになっています。

オキナワモズクフコイダンは、低濃度(100μg/mL以下)でも細胞の免疫を活性化することが明らかになっています。
また、フコイダンのリンパ球増殖作用は分子量によって異なり、高分子フコイダンのほうが低分子フコイダンより、
免疫力に関わる体内の細胞の働きを促進・増加させるという報告があります。

高分子フコイダンの免疫賦活作用(免疫力をアップさせる作用)は、in vivoの実験でも報告されており、
脾臓中のCD8と呼ばれる細胞やNK細胞の増加が認められています。
この結果から、個人差はあるものの、高分子のオキナワモズクフコイダンを摂取すると免疫力が高まると言われています。

 

②ピロリ菌抑制効果 ~消化性潰瘍及びピロリ菌に対する効果~

ピロリ菌をご存知ですか?名前は可愛いけれど、胃の病気の原因となる悪しき菌です。
なんと、日本人の半分はピロリ菌に感染していると言われています。
ピロリ菌は一度感染してしまうと、除菌しない限り一生胃の中に住み続ける菌なのです!

オキナワモズクのH.pyroli(ピロリ菌)抑制効果はヒトにおいても証明されており、
ピロリ菌陽性者11名にフコイダン茶(オキナワモズクフコイダン100mg含有)
またはプラセボ茶を1日1回、10日間摂取してもらい、ウレアブレステスト(尿素呼気試験)を行った結果、
フコイダン飲用後ではピロリ菌がいる場合に発生する13CO2の値が有意に低下することが確認されました。

③胃症状改善効果 ~胃運動機能改善作用~

胃もたれや不快感・食欲不振・すぐお腹いっぱいになる・みぞおちが焼けるような感覚がある等の
症状が3ヶ月以上継続しているのに、検査で異常が認められない…。
それはもしかすると、機能性胃腸症(FD)からくるものかもしれません。

FD症例の1つでもある「胃排出能」に及ぼすオキナワフコイダンの効果を検討した実験では、
胃運動調節薬剤と同様に胃排出能の改善効果が認められています。
さらに、FD症例(10例)にオキナワモズクフコイダン500mg/dayの内服投与を2週間行った結果、
胃症状の改善と共に胃排出能の改善も認められました。
前述した通り、オキナワモズクフコイダンはピロリ菌抑制作用もあることから、
FDの補完的治療法としての有用性も期待されています。

オキナワモズクフコイダンの効能

〔動物実験による研究結果〕

その他、マウスやラットでの動物実験で、オキナワモズクフコイダンには

このような効果があることがわかっています。

  • 抗炎症作用
  • 抗腫瘍効果
  • 抗繊維化作用
  • 抗肥満化作用
  • 抗血液凝固作用

 

このように、日々の研究によりオキナワモズクフコイダンの効能が明らかにされ、
その可能性はさらに広がっていることがわかります。

なかでも、継続摂取で「胃にやさしい」効果があるという研究成果は、今後も要注目のポイント!
そして、これが次回・最終回のテーマ「フコイダンの吸収力」に繋がります。
興味深いデータと研究成果に目が離せませんよ!

次回もどうぞお楽しみに☆

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本場・沖縄県で、オキナワモズクやフコイダンの生産と研究開発に積極的に取り組むサウスプロダクトが、その魅力や特性を科学的にわかりやすくご紹介。
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